短期大学の思い出
キャンパスライフを充実させるのは、さまざまな体験やいろいろな人々との出会いです。
カリタスにはカトリックの世界観に基づいた年間行事がたくさんあり、普段の生活では得られない貴重な体験ができました。
また、キャンパスを彩る四季折々の花や緑は、学習環境を美しく整えるだけでなく、あざみ野の街の道行く人々をも楽しませていたようです。
これから始まるキャンパスライフへの期待に新入生たちの胸が高鳴ります。
聖書朗読は、日本語、英語、フランス語など多言語で朗読され(写真)、異文化に親しむ校風に自然に馴染むことができます。
入学して間もなく実施されます。お互いのことをまだよく知らない新入生たちが、この旅行を機に友だちになっていきます。また先輩や先生方ともコミュニケーションを深めることができます。
学生部主催の健康セミナーは身体についてのセミナーと心についてのセミナーが隔年で実施されます。終了後の講師への質問タイムもとても好評でした。
学生も先生も一緒になってさわやかな汗を流します。体育館での綱引きやバレーボールのほかに、借り物競争、逃走ゲームなど、キャンパス中を使った競技もありました。
キリスト教文化部主催の全学講演会では、横浜教区の司教様の講演と、カトリックの精神を実践している方の講演が、隔年で行われました。
就職・進学・留学と、各進路別に卒業生を招いて、心構えや現在の様子などを伺い、進路の参考にしました。
6月~9月は高校生対象のオープンキャンパスが行われました。学生や卒業生が学内を案内し、その後カフェテリアでのティータイム、ミニ授業、個別相談などを行いました。
特別な試験勉強はいりません。毎日の予習復習の積み重ねが試験勉強そのものでした。
夏休みなどの長期休暇を利用して、大勢の学生が積極的に海外へ語学研修に行きました。
ケベックあるいはオタワの修道院に宿泊しながらボランティア活動を行います。恵まれない方への支援、高齢者のための介護補助活動や食事の手伝いなどに従事し、成果は毎回報告書に纏められました。
アジアを中心に、自分がその国でどんな活動をしたいのかを企画する留学制度。中国で日本語教育に関わったり、フィリピンで孤児院でのボランティア活動、インドの小学校での日本語教育とボランティア活動など、「カリタス ― 愛 ― の精神」を実践する場となりました。体験留学に関わる費用はカリタス学園賛助会より奨学金として給付されました。
短大創立当初より行われている黙想会。最初は川崎市多摩区中野島のカリタス修学院、続いて世田谷区若林の野菊の家、そして1992年より伊豆の天城山荘にバスで行くようになりました。経済的に恵まれない人、社会的立場の弱い人へまなざしを向け、自分を深く見つめなおす貴重な体験となっています。
2年生後期より、カリタス学園賛助会の支援を受け、イギリス、アメリカ、フランス、カナダなどへ長期派遣奨学生として1年間留学します。1年間の留学の成果は「派遣奨学生留学報告集」としてまとめらました。
10月16日はカリタス学園の創立記念日です。1年生はケベック・カリタス修道女会の本部修道院に行き、創立記念ミサを行います。カリタスに学ぶ学生達が、創立者の精神に触れる機会となっています。
クラブやサークル活動、授業などの成果を発表する場としてのあざみ祭(大学祭)は、学生生活最大の思い出の場です。夜遅くまで準備をしたり、後夜祭のステージで多彩なイベントを繰り広げたりと、みんなで協力して作り上げるあざみ祭は楽しくて貴重な経験です。
言語文化学科主催の国際交流フォーラムは、内外の著名なゲストを招いての基調講演を基に、ゲストと留学を経験した学生とが語り合うフォーラムです。
クリスマスツリーの点灯式から始まるクリスマス会の準備。ポスターを作ったり、施設の子供たちへのプレゼントを作ったり、聖歌の練習をしたり、一日ごとにクリスマスを迎える喜びが深まります。
クリスマス会当日は一人暮らしのお年寄りや施設の方などもお招きし、一緒にお祝いします。キャンドルサービスやお祈りはいつまでも心に残ります。
英語体験学習を中世のイギリスを再現した福島県羽鳥湖高原にあるBritish Hillsで行います。体育館でのアクティビティのあとは「ハリー・ポッター」の世界のような Refectory でクリスマス・ディナー。翌日は、Cooking や Aromatherapy などの授業を受けます。一泊二日の英語漬けの生活で英語のモティベーションも高まります。
2年生最後のキリスト教人間学の授業で行われる卒業ミサ。千羽鶴に祈りを込めて、2年間の学生生活を締めくくります。
1年間のまとめの試験やレポートには全力で取り組みました。
1年次の春休みにイギリス、アメリカ、オーストラリア、フランス等の語学研修に参加する制度です。費用の一部が奨学金として給付されます。派遣奨学生決定通知書の授与式では、口々に意気込みや抱負が語られます。
1年次の春休みに行われる海外研修では、語学を学ぶほかに世界各国からの留学生との交流も楽しみの一つです。美術館や名所旧跡を訪れるプログラムもあり、ホームステイのファミリーと帰国後も親密なやりとりを続けるなど、とても実りある研修です。
学生生活最後の「学位授与式」は厳かな中で行われ、卒業生には「短期大学士」の学位が授与されます。
卒業パーティは学友会が中心となって企画。先生方や友人と楽しい時間を過ごします。